活動紹介


◆ 2024 橋梁構造についての勉強会「橋田塾」を開催中です。
橋梁構造についての勉強会「橋田塾」 オンライン
主催 : 山形県コンクリート診断士会 診断部会
講師 : 橋田明良氏 (東北大学大学院工学研究科IMC) 本会診断部会員
対象 : 会員、県内の自治体および建設関連企業 (参加登録者 88名)
■第1回 R6年7月24日(水)18:00〜19:00
  「発想の転換=合理的着目点からのアプローチの勉強」
■第2回 R6年8月20日(火)18:00〜19:00
   「各種橋梁形式の構造特性と業務に便利な概略計算」
■第3回 R6年9月30日(月)18:00〜19:00
   「点検診断・耐荷力調査とその観点からみたPC橋の特性」
■第4回 R6年11月7日(木)18:00〜19:00
   「小規模橋の構造特性と壊れやすい点と形状」

◆ 2024.6.14 令和6年度 総会・特別講演会を開催しました。 
日 時 : 2024年6月14日(金)
場 所 :山形テルサ 大会議室、オンライン併用
<総会> 14:00〜14:30
(1)議案第 1 号  令和5年度事業報告
(2)議案第 2 号  令和5年度決算報告
(3)議案第 3 号  令和6年度事業計画(案)
(4)議案第 4 号  令和6年度予算(案)
建設新聞

<特別講演会> 15:00〜16:30
 講師 横浜国立大学 細田 暁 氏 / 横浜国立大学 大学院都市イノベーション研究院 教授
 演題 「コンクリート構造物の維持管理を魅力的な分野にしていく方向性と新設構造物の品質確保の重要性」

オンライン併用での総会を行い、すべての議案が承認されました。特別講演会には、会場から40名、オンラインから41名の合計81名が参加しました。細田先生の情熱的な講演は、参加者全員に大きな刺激を与え、活発な質疑応答が行われました。

◆ 2024.5.15 定期勉強会(オンライン)を開催しました。 

日 時 : 2024年5月15日(水) 13:00〜16:40
Zoomによるオンライン開催

【第一部:専門部会からの話題提供】
・『点検要領改定等を踏まえた構造物診断の一考察』  吉田 博之 [診断部会長(東北大学IMC)]
・『竣工後65年を経過したコンクリート床版のコア圧縮強度試験結果から劣化診断を考える』
  大河原 芳博 [施工部会長(置賜建設)]
【第二部:会員からの話題提供】
・『凍結抑制剤による損傷橋梁での塩分量調査、塩害対策設計の一例』  角田圭 [(株)寒河江測量設計事務所]
・『中流動覆工コンクリート製造事例』  奧山利弘 [(株)山形生コン]
・『高耐久RC床版コンクリート打設現場の状況説明』  千葉陽子 [山形県立産業技術短期大学校]
【第三部:最新技術に関する話題提供】
・『誰も教えてくれない3Dプリンターの光と闇』
  (株)新庄砕石工業所 取締役管理部長 柿ア赳様
     建設系YouTuber「石男くんの建設チャンネル」、土木学会会長特別プロジェクト魅力発信部部長


約170名もの方に参加いただきました。3部構成による幅広い話題を提供し、それぞれ活発な質疑が行われました。

◆ 2023.11.17 コンクリート診断士受験相談会および勉強会をWEB開催しました。 
◆第一部:受験相談会 13:10〜15:20
・コンクリート診断士試験の概要 : 伊藤 信生/(株)庄内測量設計舎
・受験体験発表(令和5年度合格): 小松 直人/南陽市建設課土木係
・劣化のメカニズム       : 安達 和也/新和設計(株)
・調査方法           :佐藤 遼/山形県 県土整備部
・コンクリートの変形とひび割れ : 田村 整/新和設計(株)
・記述式問題の解答例      :伊藤 信生(株)/庄内測量設計舎
 

◆第二部:勉強会 15:30〜16:50
講演『 PCグラウト充填不良部の調査、診断、対策について 』
 (株) CORE技術研究所  西 弘 氏
講演『 竹筋コンクリート復活プロジェクト 』
 新和設計(株)  高橋 明彦 氏

WEB開催とし、参加者は受験相談会46人、勉強会49人でした。第一部の受験体験発表は、南陽市における直営点検・診断の取組からコンクリート診断士を目指した経緯、勉強する環境確保の重要性など、とても興味深い内容でした。第二部の講演は、PCグラウト充填不良部の発生原因から最新の調査技術、対策までの一連の流れを学びました。また、竹筋(ちくきん)コンクリートの技術検証、採用による効果、今後の活用等の取組みについて学びました。

◆ 2023.9.8〜9.9 現場見学会(宮城県コンクリート診断士会合同)を開催しました。 
〇2023年9月8日(金) 
最上川上流(松川)に架かる歴史ある橋梁群
 相生橋(S3竣工RCT)、住之江橋(H7竣工PCT)、松川橋(S8竣工RCT)
向山橋[南陽市]、新大橋[米沢市]
夜の診断会議
----------------------------
〇2023年9月9日(土)
置賜建設(株)にて
荒砥橋撤去床版、簡易防錆試験体、診断検討会
建設新聞(R5.9.11)


宮城県コンクリート診断士会との合同現場見学会は、本会発足時の2019年以来4年ぶりの開催となりました。宮城県から14名、山形県から11名が参加し、現地および夜の部にて活発な議論が交わされました。

◆ 2023.6.16 令和5年度 総会・特別講演会を開催しました。 
日 時 : 2023年6月16日(金)
場 所 :山形テルサ 大会議室
<総会> 14:00〜14:30
(1)議案第 1 号  令和4年度事業報告
(2)議案第 2 号  令和4年度決算報告
(3)議案第 3 号  役員改選
(4)議案第 4 号  令和5年度事業計画(案)
(5)議案第 5 号  令和5年度予算(案)
建設新聞(R5.6.20)

<特別講演会> 15:00〜16:30
 講師 手間本 康一氏 / 国土交通省 国土技術政策総合研究所 道路構造物研究部 橋梁研究室 主任研究官
 演題 「橋を守る(道路橋の維持管理)」

オンライン併用での総会を行い、すべての議案が承認されました。特別講演会では、国総研 橋梁研究室の手間本主任研究官より、多くの変状事例を紹介いただき、維持管理における近接目視の重要性等についてアドバイスをいただきました。

◆ 2023.5.17 定期勉強会(オンライン)を開催しました。 

日 時 : 2023年5月17日(水)
Zoomによるオンライン開催

【第一部:専門部会からの話題提供】13:00〜14:00
・「山形県におけるコンクリート構造物長寿命化の最適化に向けた検討報告書vol.2」について
  吉田 博之 [診断部会長(東北大学IMC)]
・RC床版の水平ひび割れ発生メカニズムについて 佐藤 遼 [診断部会(県土整備部)]
・診断士会、4年を振り返って  大河原 芳博 [施工部会長(置賜建設)]
【第二部:会員からの話題提供】14:00〜15:00
・データベースシステムを活用したRC構造物長寿命化の最適化に向けた取組みついて 安達 和也 [新和設計]
・水路補償に関わる劣化判断について  小川 史彦 [田村測量設計事務所] 
【第三部:最新技術に関する話題提供】15:10〜16:30
・岩石学的アプローチによるASRとDEFの劣化現象評価
 (株)太平洋コンサルタント ソリューション技術部 観察・診断グループ  安藤 陽子 様
・炭酸化スラリー(CARBOCATCHTMスラリー)を用いたコンクリートへのCO?固定化技術の紹介
 太平洋セメント(株) 中央研究所 セメント・コンクリート研究部 固化・不溶化技術チーム  七尾 舞 様



80名の方に参加いただきました。3部構成による幅広い話題を提供し、それぞれ活発な質疑が行われました。

◆ 2023.3.16 『山形県におけるコンクリート構造物長寿命化の最適化に向けた検討報告書vol.2』を配布しました。

診断部会(吉田部会長)では、令和4年度の活動内容を報告書にとりまとめ、コンクリート構造物長寿命化関連業務の参考資料として、県内の道路管理者や関係協会に配布しました。

◆ 2023.3.8 「山形県道路橋合同診断会議」で情報提供を行いました。 
日 時 : 2023年3月8日(水)
主 催 : 山形県県土整備部
場 所 : WEB
演 題 : インフラメンテナンスに関する情報提供
講 師 : 吉田 博之(診断部会長)  

山形県道路橋合同診断会議は、道路橋の診断に迷う橋梁についての意見交換、道路橋メンテナンス担当者の技術力の向上などを目的として、毎年3月に実施されています。参加者は、道路管理者(県、市町村)、建設技術センター、点検診断業務受注者、学識者など200名を超えます。本会からは、学識者として千葉会長と橋田氏が参画しました。また、今回から、本会員も参加できることになりました。

◆ 2022.11.18 コンクリート診断士受験相談会および勉強会をWEB開催しました。 
第一部:受験相談会 13:30〜15:30
(1)コンクリート診断士試験の概要 : 伊藤 信生/(株)庄内測量設計舎
(2)受験体験発表(令和3年度合格) : 柿崎 修/酒田市上下水道部
(3)劣化のメカニズム : 安達 和也/新和設計(株)
(4)コンクリートの変形とひび割れ : 田村 整/新和設計(株)
(5)記述式問題の解答例 : 伊藤 信生/(株)庄内測量設計舎
 
第二部:勉強会 15:45〜17:00
 講演1 『経験から学ぶコンクリート施工における留意事項』
   山形県県土整備部 後藤正裕 氏 [普通会員、施工部会]
 講演2 『ひび割れ補修、止水補修』
   圧力調整注入工法研究会 佐々木栄洋 氏  [(株)栄組 代表取締役]

受験に必須となる講習(eラーニング)の申込みが来月12/5から始まりますので、お忘れの無いようお願いします。後藤氏からは、山形県でのコンクリート構造物の品質確保の取組み、民間での施工経験から得られたコンクリート施工における留意点について講演をいただきました。佐々木氏の講演は、ブラジル サンパウロからのZoom接続となりましたが、時差12時間の距離をまったく感じませんでした。圧力調整注入工法だけでなく、劣化やひびわれ補修の基本的事項についても分かりやすく説明していただきました。

◆ 2022.11.2 令和4年度 現場見学会を開催しました。 
日 時 : 2022年11月2日(水)13:30〜16:00
場 所 :
@一般国道287号米沢長井道路 豊穣橋
 (橋長275.7m、8径間連続非合成鈑桁橋)
A置賜建設コンクリート試験室

内 容:
@豊穣橋床版工事
・事業概要 [山形県置賜総合支庁 佐藤主査]
・打設計画、品質管理  [(株)後藤組 長瀬氏]
・床版工事現場見学
A置賜建設コンクリート試験室
・荒砥橋撤去床版を使った取り組み(診断部会)
・鉄筋防錆スプレー暴露試験の状況(診断部会)
・塩分含有量試験の実習

13名の会員が参加しました。豊穣橋では養生中の床版を見学しました。バイブレーターの挿入時間検討、施工状況把握チェックシートの活用、土間シートも加えた養生など、品質向上の取り組みについて学びました。

◆ 2022.6.17 令和4年度 総会・特別講演会を開催しました。 
日 時 : 2022年6月17日(金)
場 所 :山形県生涯学習センター 遊学館
     第1研修室
<総会> 14:00〜14:30
(1)議案第 1 号  令和3年度事業報告
(2)議案第 2 号  令和3年度決算報告
(3)議案第 3 号  令和4年度事業計画(案)
(4)議案第 4 号  令和4年度予算(案)
建設新聞(R4.6.21)

<特別講演会> 15:00〜16:50
 講師 西川 和廣氏  / 国立研究開発法人 土木研究所 前理事長
 演題 「地域インフラの担い手である山形県の技術者に伝えたいこと」

会員が集合しての総会は3年ぶりです。オンラインは便利ですが、直接顔を合わせることも必要だと感じました。総会ではすべての議案が承認されました。西川さんからは、インフラの維持管理に関して、多様な観点からのアドバイスをたくさんいただきました。

◆ 2022.5.20 定期勉強会(オンライン)を開催しました。 

日 時 : 2022年5月21日(金)
Zoomによるオンライン開催

(1)部会の活動報告 13:00〜13:50
 ・診断部会 吉田博之    [診断部会長]
 ・施工部会 大河原芳博  [施工部会長]
(2)会員からの話題提供  14:00〜15:10
 ・福島沖地震における橋梁の被災原因推定  / 橋田明良[東北大学IMC]
 ・山口県方式のひび割れ防止対策について   / 柴田 祐二[山形建設(株)] 
  15:10〜15:20 休憩
(3)工法等紹介 15:20〜16:40
 ・道路橋床版防水の最新事情について / ニチレキ(株) 藤森良介
 ・自己治癒コンクリート「Basilisk」について
  製品紹介、メカニズム :會澤高圧コンクリート(株) 坂見、黒川
  施工事例紹介 :T&日本メンテ開発(株) 米山悟

幅広い発表内容に対して、活発な質疑が行われました。約60名の方に参加いただきました。

2021.11.26 コンクリート診断士受験相談会および定期勉強会を開催しました。 

日 時 : 2021年11月26日(金)
場 所 :山形県生涯学習センター「遊学館」3階 第2研修室
      Zoomによるオンライン同時配信

<第一部 受験相談会> 13:30〜15:30
 ・コンクリート診断士試験の概要/伊藤信生 [(株)庄内測量設計舎]
 ・受験体験発表(令和2年度合格)/黒澤貢  [太田建設(株)]
 ・劣化のメカニズムと調査方法/安達和也 [新和設計(株)]
 ・変形とひびわれ/田村整 [新和設計(株)]
 ・記述式問題の解答例/伊藤信生 [(株)庄内測量設計舎]

<第二部 勉強会> 15:45〜16:45
・講演
  『橋は大丈夫か』〜山形県橋梁長寿命化対策のはじまりを振り返って
  講師  竹内 晃 氏
        山形県 最上総合支庁建設部 建設部長

会場とオンライン同時配信によるハイブリッド型で実施しました。第一部前半では配信トラブルが発生し、受講者の皆様には大変ご迷惑をおかけしました。第二部では、竹内氏より、山形県の橋梁長寿命化対策の背景、現在の課題と解決の方向性、山形県コンクリート診断士会の役割について、13年前に放送されたNHKスペシャル「橋は大丈夫か〜しのびよる劣化〜」での密着取材の裏話を交えてご講演いただきました。

◆ 2021.11.12 山形県建設コンサルタント協会主催の技術研修会で講演を行いました。
日 時 : 2021年11月12日(金)
主 催 : 山形県建設コンサルタント協会
場 所 : 山形県高度技術研究開発センター
演 題 :
「コンクリート構造物における診断の信頼性向上に向けて」
講 師 :  吉田 博之(診断部会長)



コンクリート構造物診断の信頼性向上に向けた取組内容等について、診断部会長が講演を行いました。

2021.9.24 令和3年度 現場見学会を開催しました。
日 時 : 2021年9月24日(金)14:00〜16:00
場 所 : 株式会社 山形生コン 工場
   山形市大字長谷堂4143番地の1
   JIS認証、高強度コンクリート単独大臣認定
   製造設備 1号機、2号機、3号機
内 容:
■工場の概要 (講師:奥山常務 [会員])
以下2班に分かれて実施
■生コン製造プラントの見学(講師:奥山常務)
■大臣認定高強度コンクリート室内試し練り 
  (講師:青木工場長[会員])

12名の会員が参加しました。広大な敷地内には3機の製造設備があり、3機のプラントを有する工場は東北でも山形生コンだけとのこと。骨材サイロ、セメントサイロの見学後、3号機のベルトコンベアの中を通ってバッチャープラント上部まで上り、下りながら貯蔵槽、計量器、ミキサ(2軸強制撹拌式)、積込みホッパから生コン車に積んで出荷するまでの流れを詳しく説明していただきました。試験室内での高強度コンクリート(70N/mm2)の試し練りでは、計量、練り混ぜ、スランプフロー試験までの一連の流れを見学し、実際に手で触れてもっちりとした感触を確かめました。

◆ 2021.6.25 令和3年度 総会・特別講演会を開催しました。 

日 時 : 2021年6月25日(金)
場 所 : 山形テルサ1F大会議室+オンライン

<総会> 14:00〜14:30
(1)議案第 1 号  令和2年度事業報告
(2)議案第 2 号  令和2年度決算報告
(3)議案第 3 号  役員改選
(4)議案第 4 号  令和3年度事業計画(案)
(5)議案第 5 号  令和3年度予算(案)

<特別講演会> 15:00〜16:30
 樋野 勝巳氏 
   (一財)橋梁調査会 橋梁診断アドバイザー
   土木研究所 招聘研究員
   東京電機大学 理工学研究科 講師(非常勤)
 演題 「コンクリート診断士に伝えたい思い(雑感)」



会場(役員・事務局のみ)とオンライン(Zoom)によるハイブリッド型総会を実施し、すべての議案が承認されました。特別講演会では、樋野さんの豊富な経験から得られた知見をお伝えいただきました。道路管理者の関心も高く、特別会員である山形県および県内市町村から65名もの受講申込みがありました。

◆ 2021.5.21 定期勉強会(オンライン)を開催しました。 

日 時 : 2021年5月21日(金)
Zoomによるオンライン開催

■第一部 診断部会の活動報告 13:05〜15:40
 ・診断部会の概要/吉田博之(部会長) [県土整備部]
 ・診断事例の紹介/土屋勲  [(株)ジステム]
■第二部 会員からの話題提供 13:45〜14:45
 ・山形県の橋梁定期点検・診断について/後藤正裕 [県土整備部]
 ・高品質フライアッシュ(CffA)コンクリートの納入事例について/丸子祐二 [(株)丸吉奥山組 丸吉レミコン]
■第三部 工法等紹介 15:00〜17:00
 ・ひび割れ注入技術の最前線 [ 圧力調整注入技術研究会 (株)栄組 佐々木栄洋氏 ]
 ・収縮低減剤について [ポゾリスソリューションズ(株) 佐藤雄志氏]
 ・AI橋梁診断支援システムDr.Bridgeの開発 [(株)日本海コンサルタント 町口敦志氏] 

オンラインでの勉強会となりましたが、35名の方に参加いただき、活発な質疑が行われました。初の試みでしたが、遠方の講師から発表していただけるなど、勉強会の幅が広がりました。

◆ 2020.11.20 コンクリート診断士受験相談会および定期勉強会を開催しました。 

日 時 : 2020年11月20日(金)
場 所 : 山形テルサ1F大会議室

<第一部 受験相談会> 13:45〜15:30
 ・コンクリート診断士試験の概要/伊藤信生 [(株)庄内測量設計舎]
 ・受験体験発表(令和元年合格)/青木雄一  [(株)山形生コン]
 ・劣化のメカニズムと調査方法/安達和也 [新和設計(株)]
 ・変形とひびわれ/田村整 [新和設計(株)]
 ・記述問題の読み方/伊藤信生 [(株)庄内測量設計舎]

<第二部 勉強会> 15:45〜16:45
・講演
  東北学院大学工学部環境建設工学科 武田三弘 教授
  1.塩水の吸い上げがコンクリートの劣化に及ぼす影響について
  2.各種非破壊検査によるコンクリートの表層品質評価について  


コロナ禍での開催でしたが、受験相談会には38名の方に参加いただき、活発な質疑が行われました。また、武田教授の講演では、凍結防止剤による塩水の吸い上げ、X線造影撮影、簡易透気試験などの新しい知見を得ることができました。

◆ 2020.9.11 令和2年度 現場見学会を開催しました
日 時 : 2020年9月11日(金) 14:00〜16:30
場 所 : 米沢 松川河川敷 (最上川)
内 容:
・昭和初期竣工の鉄筋コンクリート橋の見学
 相  生  橋: 昭和3年竣工、L=155m、14径間
 住之江橋: 平成7年竣工、L=136m、 5径間
 松 川  橋: 昭和8年竣工、L=120m、10径間
・非破壊試験器の操作実習
<鉄筋探査器> 電磁波レーダー(ストラクチャスキャ
ン、ハンディサーチ)、電磁誘導(プロフォメーター)

<超音波測定器> エルソニック
<ひび割れ幅測定器> クラックビューア

山形県立産業技術短期大学校土木エンジニアリング
科(2年)の現場見学と合同実施

新型コロナウィルスや7月豪雨災害対応等の影響を受けましたが、15名の会員が参加し、様々な視点から活発な意見が交わされました。また、産技短土木の学生に本会の活動を知ってもらう良い機会になりました。

◆ 2020.7.9 ウォータージェット工法実技見学会(会員企画勉強会)を開催しました

日 時 : 2020年7月9日(木)
場 所 : 置賜建設株式会社
講 師 : 大河原副会長(置賜建設)
内 容:
・ウォータジェット工法の概要説明
・道路ライン消去(アスファルト、コンクリート)
・コンクリート構造物表面除去
 半自動ロボットでの斫り、ハンドガンでの表面処理等

山形県コンクリート診断士会からは5名、賛助会員の3社が参加しました。昨年完成したコンクリート試験室棟では、圧縮強度(目盛りがデジタル表示の全自動試験機)や付着強度試験の実技を見学しました。

◆ 2020.7.2 会員企画の小規模勉強会として『ひびみっけ』現地説明会を開催しました

日 時 : 2020年7月2日(木)
場 所 : 赤崩2号橋(ボックスカルバート)
      一般県道 関根李山線、米沢市
内 容:
・概要説明
・撮影および質疑
・ひび割れ解析および質疑
『ひびみっけ』は、AIを活用し画像からひび割れを自動検出するサービスです。現場で撮影した画像を富士フイルムのクラウドにアップすることで、AI自動検出により、ひび割れ等損傷の合成画像データ、CADデータ、数量データを得ることができます。

参加者22名。山形県コンクリート診断士会からは14 名が参加しました。

◆ 2019.11.22 コンクリート診断士受験相談会および定期勉強会を開催しました。 

日 時 : 2019年11月22日(金)
場 所 : 霞城セントラル3F視聴覚室

<第一部 受験相談会> 13:00〜14:45
 ・コンクリート診断士試験の概要/事務局(伊藤信生)
 ・コンクリート診断士の受験体験/ 
  /丸子祐二氏 [株式会社丸吉奥山組 丸吉レミコン]
 ・演習問題(択一)と解説/事務局(伊藤信生)

<第二部 勉強会> 15:00〜17:30
・講演
 市町村管理橋に多い小規模橋梁の特徴 
  〜 市町村橋の宿命、小規模橋の構造 〜
 橋田 明良 氏 [東北大学インフラ・マネジメント研究センター]
・話題提供
 (1) コンクリート構造物の代表的な劣化事例について
    千葉 陽子 准教授 [山形県立産業技術短期大学校]
 (2) 断面修復工 半永久構造物メンテナンスフリーを目指して!!
   大河原 芳博 氏 [置賜建設株式会社]

建設新聞(令和元年11月26日)

受験相談会は39名(うち受験予定者26名)の参加があり、コンクリート診断士への関心の高さが伺えました。また、勉強会には45名が参加し、活発な質疑が行われました。

◆ 2019.10.22 JCI東北支部 「コンクリート診断技術研鑽のための勉強会」が山形県で開催されました。

日 時 : 2019年10月22日(火)
場 所 : 上山市 三友エンジニア体育文化センター
研修会:
 ・山形県橋梁長寿命化修繕計画の現状と課題
 ・DBMYの開発と運用について
 ・PC 橋の劣化対策について
 ・プレキャストRC 床版について
現場見学会:前川新橋、赤山橋

山形県コンクリート診断士会からは13 名(講師2名含)が参加しました。

◆ 2019.7.26〜27 宮城県コンクリート診断士会との合同現場見学会を開催しました。 

日 時 : 2019年7月26日(金)〜27日(土)
場 所 : 山形県庄内地方
1日目 : 現場見学 / 酒田みらい橋 ほか5橋
2日目 : 診断検討会 / 最上川ふるさと総合公園内の研修施設室
建設新聞(令和元年7月31日)

宮城県13 名、山形県9名の合計22 名が参加し、活発な意見交換が行われました。

◆ 2019.6.15 山形県コンクリート診断士会 設立総会を開催しました。 

日時:2019年6月15日(土)15:00〜16:50
場所:霞城セントラル3F視聴覚室
総会 15:00〜16:00
特別講演会 16:00〜16:50
「インフラ維持管理の動向とインフラデータベースの未来」
  東北大学大学院工学研究科
  インフラ・マネジメント研究センターセンター長
  久田 真 教授 
建設新聞(令和元年6月19日)


参加者43名。議案がすべて承認され、いよいよ山形県コンクリート診断士会が動き出します。

◆ 2019.5.11 山形県コンクリート診断士会の設立に向けてプレ勉強会を開催しました。 
日時:2019年5月11日(土)14:00〜16:00
場所:山形県生涯学習センター「遊学館」第1研修室
 <次 第>
1.これまでの経緯、今後の予定について
2.事例発表
 (1) スラブ上に発生したひび割れについて / 奥山 利弘
 (2) 道路橋RC床版の複合劣化事例について / 田村  整
 (3) 道路橋の塩害調査の事例について / 伊藤 信生
 (4) 道路橋の再劣化について / 吉田 博之
3.規約(案)についての意見聴取
4.その他、意見交換

参加者31名。 事例発表では活発な質疑が行われ、有意義な勉強会となりました。